PR

丸ノコでまっすぐ切るコツ|垂直に切れない原因|すぐ使える簡易ガイド

※アフィリエイト広告を利用しています
丸ノコはガイドを使うことでまっすぐ切れる 丸ノコ

「丸ノコゲットしたことだし、これから木材スパスパ切ってDIYマスターになるぜ!」

喜んで切ってみたものの・・・

あれ、なんか思ったよりガタガタ

まっすぐ切れてない・・・

ちーーーん

そんな思いをしてないでしょうか?

↑これ、私が丸ノコを初めて使い始めた時の話です。
あなたも似たような思いをしているのではないでしょうか?

過去の私がそうだったように、
なんでまっすぐピッタリ合わさるように切れないのかお教えします。

丸ノコでまっすぐピッタリ切ってスッキリサクッと作れるようになりましょう。

スポンサーリンク

PICK UP
▼丸ノコの使い方全般についてはこちら▼
丸ノコの使い方|まっすぐ切るには?初心者でも危険なく使える方法

丸ノコガイドを使おう

丸ノコはガイドを使うことでまっすぐ切れる
丸のこは丸ノコ本体だけではまっすぐ切れる道具ではありません。

鉛筆のフリーハンドでまっすぐ線を引けないように
丸ノコにもガイドと呼ばれる定規が必要です。

よほどセンスのある人ならできるのかもしれませんが、
残念ながら、私たちは天才ではありません。

諦めて凡人なりに定規を使うのです(`・ω・´)キリッ

このような定規(ガイド)と一緒に使うことで
まっすぐに正確に切れるのが丸ノコの本来の使い方です。
フリーハンドでまっすぐ切ろうとするなんて、ちゃんちゃら無理なんですよ。

※この記事ではガイドを使わずに丸ノコを使うことをフリーハンドと命名しています。

ガイドを使うことは一石二鳥

ガイドを使うことはただまっすぐ切れるだけではありません。
ひとつおいしいメリットがあります。

正確な直線カット

丸ノコガイド使い方 ベースプレートを沿わせて使う
丸ノコのベース面の横サイドに定規を沿わせて切り進めていきます。

定規をあてて線を引くような感じです。

キックバックの防止

丸ノコ曲げて切ろうとするとキックバック
まっすぐ切り進めるということは、キックバックを防ぐ安全性の向上につながります。

上の図のように材を切っていく際に左右にブレることがないので、板がのこ刃に引っかかるキックバックを自ずと抑えることができます。

ガイドを使う時の注意点

角材を切る時にはガイドが傾かないようにする

丸ノコのガイドに支えを作ることで安定する
写真のように角材を切る時には向こう側にも同じサイズの木材を置いてガイドがブレないようにしましょう。
こうすることでガイドが安定します。

直角も正確に出そう

どれだけまっすぐ切れていても直角に切れてないと、
棚などは最終的にどこか歪んだカタチになってしまいがちです。

ガイドを使う時には木材の直角も意識してカットしていきましょう。

刃先に意識が向いてしまうが

フリーハンドでカットする際、切り欠き線と刃先のほうを見て意識してしカットします。

これだと姿勢も悪くなり、カットの精度も落ちます。

ガイドをベースプレート側面に当てる

丸ノコガイド使い方 ベースプレートを沿わせて使う
ガイドを当てれば刃先を見ずにカットできますし、姿勢も安定した形になります。

定規に丸ノコを当てて切るつもりで、ガイドとベース面に隙間ができないように意識します。

キックバックを防ぐ意味でもベースプレートを
床面に押す力:5
前に切り進める力:3~4
ガイドにピッタリ合わせる力:2~1
こんな感じの力配分で切り進めていくと安全にまっすぐカットできます。
(あくまでも感覚的な話ですよ)

丸ノコ定規(ガイド)の種類

三角定規・エルアングル

2×4等の角材に適している30㎝程のコンパクトなものから1mのものもあります。
丸ノコガイド突き当てがあるから直角カットできる
定規本体に90°のストッパーがついています。ガイドと材料をまとめて握れるので、
安定して直角に切れるようになっています。
タジマ 丸鋸ガイド モバイル

 

素材がマグネシウムで作られており、軽くて楽に使えます。
直角に加え45°のカットができますし、たいていのものは90°・45°があれば作れます。

シンワ エルアングル 1m

 

フリーアングル

斜め切りをする時に使えるガイドです。自在に角度をつけて角度固定してカットします。

墨線入れて直線カットでもできるのですが、ひと手間省ける点がメリットです。
シンワ フリーアングル

 

平行定規

丸ノコ 平行定規 長いものを切る時便利
丸ノコについてくる付属品です。ベースに取り付けて木材に沿わせて使います。

大きな板で縦挽きや幅の狭い切り出しを切る時に便利です。

そのまま使うよりは、当て木をビスでつけて長くするとブレが軽減できて安定します。

自作の丸ノコ定規

自作の丸ノコ定規がおすすめ

上記様々なガイドが市販で売られていますが、自作することもできます。
丸ノコ 自作の丸ノコ定規はカットを容易にする
自作のメリットは切りたい線に直接ガイドを当てることで、切断線がわかりやすく直感で切ることができます。

市販の丸ノコガイドと比べて

というのも、そもそも丸ノコはベース側面から丸ノコの刃までの距離が90㎜前後あります。
私の丸ノコ(マキタ5735C)の場合、91㎜)
丸ノコ5735Cの場合、刃とベースプレートの幅は91㎜

タジマ丸ノコガイド刃とベースプレートの幅が多機種で使い分けれる

市販のものは、たいていその90㎜をさらに付け足した線を基準にベース面を当てて切っていきます。
丸ノコ定規 自作のガイドは使いやすい
自作のものだと自分の丸ノコしか使わないので、切断線を固定でき、そのまま切ることができるのです。

45㎝・90㎝ものを作り分けて切る材料によって使い分けれます。

さらに、自作したものの方がコストが材料ぶんだけなので安上がりです。

今すぐ使える丸ノコガイド

ガイドや自作定規を用意しなくても、「今すぐカットしたい」という方にはこんな方法でまっすぐ切れます。

用意するもの

・メジャー

・長めの木材 1本

・クランプ  2個
ガイドとなる木材は丸ノコのモーター部と干渉しないように高さは4㎝以下ぐらいがいいです。

作業手順

①ベース側面からのこ刃の長さを測る(仮に90㎜として)

②切りたい線から90㎜左に木材の側面が来るようにしてクランプで固定

③あとは木材側面にベース側面を合わせて切っていけばまっすぐ切れます。

クランプは甘めに打った釘で動かない程度に刺されば代用可能です。
(材料が傷つくので、気にする方はやはりクランプがいいでしょう)

このように工夫して作れば、今すぐできるワザがあります。

スポンサーリンク

まっすぐ切れない原因

これまでフリーハンドで切ろうとするとまっすぐ切れない、その対策をお伝えしてきましたが、
これは丸ノコ自体に破損やベース面に歪みがないことを前提としています。

ここからはそれ以前のまっすぐ切れない場合のチェック項目です。

材や墨線のチェック

・墨線が曲がっている
・カット中に定規がズレる
・ガイドが曲がっている
・材料が反っている

丸ノコ自体に歪みがないか確認する

・角度・深度調整のツマミが緩んでいる
・ベース面が歪んでいる
・刃とベース側面が平行になっていない
・刃が劣化している

それでも直らないときは

上記のチェックをしても、それでも直らないときには手に負えない雰囲気です。
メーカーのカスタマーセンターに電話して調整をお願するか、
いっそのこと丸ノコの買い替えも手段のひとつです。

【番外編】ガチでフリーハンドに挑戦

ちょっと趣旨とは異なるのですが、
「初心者は丸ノコで木材を切ろうとすると曲がってしまいます」
的なものを目にします。

果たして初心者でなければまっすぐ切れるのでしょうか?

私は丸ノコ歴5年。職人にはほど遠いですが、自称、脱初心者です。

経験者がは丸ノコだけでまっすぐ切れるのか?

丸ノコをフリーハンドで正確に切れるか挑戦
ほぉうらね!

見事にこのザマです。汗)
右側が1㎜ほどきれいにズレていて、左側は丸ノコの回転で擦れて焼けています。

いや、やる前から気付いてましたよ。

どうせそんなもんだろうと。

ズレるポイントは最初はガイドの先端から見始めて、途中で回転している刃を見ます。
その時にもうズレているのがわかります。

さらに修正を加えようとして、若干戻そうとして刃がすれて焼けも起こしています。
キックバックは起こさないものの切り口の出来としてダメダメです。

結論、丸ノコガイドを使うべし

そりゃフリーハンドでまっすぐ切れる人もいると思います。

経験者でも精度は落ちますし、やはり「安全にまっすぐ」を心がけるなら丸ノコガイドは必須です。

まとめ

丸ノコを使ってまっすぐ切るには丸ノコガイドが必要です。
キックバックも防げるし、無理のない姿勢でカットできるし、いいことづくしです。

木材のカットする長さに応じてガイドを使い分けるといいでしょう。
私はコンパクトサイズのタジマの丸ノコガイドと自作の丸ノコ定規を使い分けています(45㎝と90㎝)。

自作の丸ノコ定規を作ること自体が初心者の方にとって丸ノコの練習にもなりますし、ぜひおすすめしたいです。

まっすぐ切ることで棚なら歪みもなくなり、きっちり設計通りに作れます。
作業後半の「あれ~…歪んでる…」てなるあのストレスから解放されます。

キックバックにも心がけて、楽しいDIY趣味を広げれるといいですね。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました