車がパンクしてて、タイヤに釘が刺さっているのを発見!
車は出せないし、これからの予定は崩れるし、一大事です。
はやく修理品しなくては、と焦ってしまいますね。
修理に出そうにも異様に気になるこの釘、「抜くの?抜いちゃいけないの?」と気になります。
まずは何をしたらいいのか?応急処置はどうすればいいの?
そんな焦りや疑問がわいてきます。
私も以前、出社前にパンクしていたことがありました。
「早く直さなきゃ」と焦って、どうしたものかと考えていました。
できるだけ早く修理まで済ませれる緊急時の応急処置のしかたがあるんです。
こちらではタイヤに釘が刺さっていたらどうすればいいか、早く直すにはどうすべきか、こちらに焦点を当てて修理店に預けるまでのポイントをお伝えします。
車のパンク釘が刺さっている時の修理
車のタイヤがパンクしていて、タイヤには釘やビスが刺さっています。
早く修理をしてこの後の予定に間に合わせたいですよね。
まず何をするべきか、簡単に申し上げますと、
釘はそのまま、タイヤの空気だけ入れて修理屋に向かいましょう。
これが修理まで最短につなげれるベストな応急処置です。
修理店まで距離がある場合は、途中でタイヤの空気圧をチェックしながら向かいます。
追突の危険のない安全なところでタイヤの空気が入れなおしましょう。
タイヤに空気を入れるコンプレッサーの位置や使用方法についてです。
コンプレッサーの場所は取扱説明書を見て、
「タイヤがパンクした時」
「トラブルが起こった時」
などの項目に記載されています。
だいたいの場合、車のトランクルームの樹脂パネルを開くと車載用の「緊急処置セット」として入っています。
コンプレッサーといっしょに「修理剤」と書かれたボトルがありますが、使わなくていいです。
※口金は直接バルブにつけれるようになっています。
口金はタイヤのバルブにねじ込んで、シガーソケットに接続し、エンジンをつければタイヤに空気が入っていきます。
タイヤの空気圧は運転席を開けた2列目との柱に記載されています。
上記のことは車の説明書にもイラスト付きで書かれています。
ただし、修理剤を使わないことが早く修理を終わらせるためのポイントとなりますので、説明書に書いてあるまま修理剤をセットしないよう気をつけてください。
このようにあなたのすることは、
釘は抜かないでそのままにして、タイヤに空気だけ入れて修理屋に向かう。
それだけでいいのです。
以下にその理由を示していきます。
パンクの原因の釘は抜く?抜かない?
先ほどの項で釘は抜かずにそのままにしておく、とお話ししました。
刺さった釘が空気が抜けていく栓のような役割を果たしています。
タイヤに釘が刺さったら一気に空気が抜けるわけでなく、徐々に抜けていきます。
そしてこれは今回(今から直す時)空気を入れたときも同じです。
タイヤに釘が刺さったままの状態なら、修理を依頼するショップまでの移動中もなんとかもってくれるでしょう。
また、修理をするときにどこに・どのように刺さっていたか、わかりにくくなってしまいます。
修理屋さんは場所はもちろん、刺さり具合を見て素早く判断できるわけですね。
だいたいの場合、短い釘やビスが刺さっています。
タイヤ面で頭が摩耗しているのも特徴です。
こんな感じの釘(ビス)が刺さっています。
ということで、とても抜きたい気持ちになるのですが、修理を早めに終わらせたいなら抜いてはいけません。
釘が刺さったままの状態で修理屋にもっていきましょう。
パンクで釘が刺さっている緊急時の応急処置は?
上の項で、釘は抜かずにそのままにし、空気だけ入れて修理屋へ向かいましょうとお話ししました。
応急処置セットのコンプレッサーだけ使用し、修理剤は使わないほうが早く修理を済ませれるのです。
一般的な応急処置ではパンク修理剤を使用しますが、タイヤの中に修理剤が残ります。
修理剤はタイヤのゴムと反応し、ゴムを少し溶かして解けた成分でパンクの穴を塞ぐのですが、
修理剤を使用した後にはタイヤを使用できない(タイヤを交換)、
タイヤを外して拭き取り&バルブを交換(手間がかかる)、
使用した修理剤は再使用できないので買い替え、
といった意図しないデメリットがついてきます。
このように説明書にも記載されています。
本当に急いでいるときに、修理に時間がかかってしまうのでは困ってしまいますね。
なので、修理剤は使わずに空気だけ入れる方法が私のおすすめする緊急時の応急処置です。
これでタイヤ内部を汚さず、釘の刺さっている状態をすぐ判断できるので、整備士さんは即修理に取りかかれます。
まとめ
タイヤに釘が刺さってパンクした時の修理の方法についてわかりましたね。
やること
・釘やビスは抜かない。
・タイヤに空気を入れる。
注意点
・修理剤は使わない。
(遠くの修理店にいくなら、都度空気を入れる)
たったこれだけ。
端的に言うと空気を入れるだけなので、焦ることはありません。
修理店まで乗っていけば、頼れる整備士さんがすぐ作業に取りかかってくれます。
あなたがとる応急処理で早くパンクは直ります。
早く直せて安心して運転できるようになるといいですね。
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