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ディアウォールの使い方 耐荷重や天井の強度、取り付けの注意点

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ディアウォール 天井側 ディアウォール

ディアウォールの棚ってどれくらいの重さまで乗せて大丈夫なのか、倒れたらどうしようとか、と心配になることもあるでしょう。
こちらではディアウォールの使い方と、気になる耐荷重、さらに天井の強度についてお話します。

ディアウォールを使ってDIYで棚を作りたいと考えて、こうやって情報を探しているってことは大まかなイメージはできているでしょうか。ここに、こんな棚を作りたい。置きたいものはあれとこれと…という感じでしょうか。

ディアウォールを取り付けるときの注意点について掘り下げていきます。

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ディアウォールの使い方

ディアウォール パッケージ
ディアウォールは上下、2つのパーツにわかれており、柱になる天井側のパーツにはバネが内臓されています。ここにツーバイフォー(2×4)の木材を差し込み、床と天井の上下にが働き突っ張り棒の役目をして柱になります。

ディアウォール 説明書
ディアウォールの取り扱い説明書には天井の高さより45㎜短く木材をカット、とあります。しかし‐45㎜ですと多少ぐらつくとの声もあり‐40㎜のほうがいいと言われるDIYerもいます。
アマゾン ディアウォールレビュー 40㎜で検索

天井より‐40㎜ということは木材がその分長くて、突っ張る力が強くなるという反面、天井を押し上げる力が強いので天井を傷つけたり、タイトすぎて取り付けに力がかかるという苦労もあります。

説明書にも書いてありますが、多少木材の長さが足りなかったら、ディアウォールの付属のスペーサー(2㎜)が2枚入っています。床側になる方のパットに入れて調整できるようになっています。

木材というのは長すぎる(‐40㎜)場合には切り直せることが利点ですが、今回のディアウォールについては公式のままでも(-45㎜)多少の加減はできます。

カットについての話が長くなってしまいましたが、天井側のパッドを上に押し上げながら下を持ち上げてスライドさせて柱を立てていきます。

説明書の図を見ると簡単そうに見えますが実際取り付けしようとすると位置がうまく合わなかったり少し工夫が必要な時もあります。

位置合わせについてはまた別の項で詳しく取り上げていきます。
ディアウォールの取り付け方法、位置を正確に合わせるには?

ディアウォールの耐荷重、倒れないようにする工夫

冒頭でも言いましたが、ディアウォールを使って作りたい大まかなイメージはぼんやりあると思います。どれくらいモノを載せても大丈夫か気になるところですね。

公式の棚受けは1×4・2×4材用で耐荷重5kg、1×6・2×6材用で7㎏と記載されています。
ディアウォール 棚受け

また、公式のQ&Aではディアウォール-DIAWALL公式サイト

Q.ディアウォールはどのくらいの荷重に耐えられますか?

A.使用状況により大きく異なります。商品紹介に掲載している施工例を参考に、ご自身で状況を確認しながら設置してください。

とあります。

ここで注目したいのは、柱となる材の間に棚板があるか、棚板は前に飛び出て作られているかの点です。
ディアウォール 棚板の荷重、前に出るだけ倒れやすい
棚板の間なら先ほどの5kgや7kgの範囲なら大丈夫ですし、棚板の支え具合にもよります。

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公式Q&Aを見ていくと棚板は4㎝内なら飛び出てても大丈夫だと記載されています。いや、ちょっと少なすぎでしょ。
ディアウォール公式サイト Q&A

しかし、いろんな方の実例を見ていくと柱に棚柱をつけて棚を前に出している写真もあります。大きな棚やテレビの壁付けなどは耐荷重が心配にも思えますが、サイトで紹介されているような実例はL字金具や棚柱で棚板を取り付けています。ディウォール公式の推奨されている使い方ではありませんが、これで使えているのでしょうし、大丈夫なのだと思います。もし倒れてきたらサイトに載っています。

それでも不安だったら、私が思案する回避策としては、4本柱にして棚板の前面も支えてしまう、こうすれば安定しますね。

棚の作りとしては全面4本支柱でもいいですし、デスクタイプの前面下部だけ支えるというパターンでも棚の種類によっては荷重に耐えれる形になるでしょう。

さらに、注意点としては、重いものは棚の下の方に置き、安定させるようにします。頭でっかちのように上部部分に集中して重いものを置くと、重力も相まって、てこの原理のように倒れてきやすくなります。

なんでもかんでも置ける、という認識でなければ大丈夫でしょう。

ディアウォールの取り付けで天井の強度はどうする?

ディアウォールの使い方で説明したように2×4材などの木材を突っ張り棒として使用するわけなので、天井を突っ張る力が働きますよね。極端な話だと、天井が抜けるという言葉も目にします。

※Googleで「ディアウォール 天井」と入力すると候補に「抜けた」と出てきます。

ただ、先ほどの「床から天井までの長さ-40㎜」(メーカー推奨は45㎜)だからと言って天井が破損するとは考えにくいです。

少し横道にそれるのですが、先日知人から「息子が反抗期で壁を蹴って穴が開いた」と話していました。

最近の一般的な住宅はほとんど石膏ボードの壁ではないでしょうか。通常、天井も同じ石膏ボードです。私は壁を蹴る子ではなかったので、やったことはありませんが、相当の衝撃がないと穴を開けれないと思います。

芸能人のヒロミさんもリフォームで既存の建物の壁を解体するシーンでもハンマーでぶち壊す勢いでやっていますよね。

持続的な突っ張りがどれほどの強度になるのかわかりませんが、正しい使い方をしていれば天井が抜けるという心配はないでしょう。

ちなみにディアウォールは天井の下地材の有無を確かめて設置しろとは言っていません。天井の下地とはこんな感じで天井に石膏ボードを張るための木材です。
天井の下地材

通常30cmまたは45㎝間隔で下地材は等間隔にあります。この間隔で下地材があると、同じ縦または横方向一列に何脚も立てて力を加えなければボードが割れる心配はないと本職の大工さんが言っていました。

強固な突っ張りを求めて天井の強度が心配な方は、下地材の下に来るようにディアウォールを設置するとよいでしょう。

下地材の有無は、道具を使ってさがすこともできます。
道具を使わずに手でコンコンと天井や壁を叩いて確認することもできます。

まとめ

DIYで棚を作る際のディアウォールの使い方をお話してきました。

・柱となる2×4をカットする長さ=床から天井までの距離-40㎜(公式は45㎜)

・耐荷重は前面に棚板を出すなら足をつける

・天井の強度は心配なら下地の下に設置する

上記のようにまとめましたが、ざっくりいうと柱の奥行き分の幅で作る簡単な棚の場合は、作りたいところに何も考えずに設置できるということです。

最近は地震が多発しています。ここでお伝えしたのはあくまでも平穏な状態での条件です。大きな地震の場合は倒壊はやむを得ない場合がありますので、落ちてきて危険なものは頭上に置かないようにしましょう。

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