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ディアウォールの取り付け方法、位置を正確に合わせるには?

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ディアウォールの位置を端材を使ってサポートする ディアウォール

今回はディアウォールに取り付け方について、取り付けの際に位置がずれる時の対処法についてお話します。

ディアウォールの取り付けは簡単といわれていますが、実際取り付けとなるとミリ単位で「ココや!」という位置に収められなかったりします。

私も取り付けの際にここが気になる、どうすればいいの?という疑問がありましたので、そのような経験を元に対処方法をお話します。

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ディアウォールの取り付け方

まず、ディアウォールのおさらいですが、上下2つのパーツに分かれていて、天井側にあたるパーツはバネが内蔵されています。2×4材が突っ張り棒としての役割をして、収納棚などの柱になるのです。

その際、2×4材を天井高より40㎜または45㎜切る必要があるのですが、その方法についても
ディアウォールの使い方 耐荷重や天井の強度、取り付けの注意点
ディアウォール設置時の天井高の測り方 曲げを正確に測るには?
に書かれています。

ディアウォール取説 下にチラ見して見えるのはおれの足

天井側のパーツを先に差し込み、ここに2×4材を立てたい、という位置で天井に合わせます。この時少なくとも材の長さのぶんのスペースは確保されていないと取り付け時にモノにぶつかったりして壊してします恐れがあるので、テーブルをどかす等、周囲のスペースに余裕を持っておくといいでしょう。

私は取り付けの際、2×4材に気を取られていて、家具にガンッとぶつけてしまいました。

2×4材は斜めになっているでしょうから、床のパーツは材の下端にあらかじめ置いておくといいでしょう。

床パーツも差し込んで、下から上に天井を持ち上げるようにして、壁側にスライドさせていきます。床パーツはポロっと落ちてしまいやすいので、折った紙を2×4とパーツの間に挟んでおくと仮に固定できます。

天井と壁際が直角になっている部分に設置するのであれば、壁がストッパーになってくれるので、何も考えずスライドさせていけばいいです。

天井に独立させて設置する場合は、スライドさせるというより、天井を持ち上げるように柱を立てていくとイメージして行っていきます。

天井パーツの設置側にはすべり止めと緩衝のテープが張られているのでズリッっといくことはないでしょうけど、念のため縦軸を意識しておきましょう。

以上がディアウォールの使い方です。

説明書の図を見ると簡単そうに見えますが実際取り付けしようとすると、位置がうまく合わなかったり少し工夫が必要な時もあります。

また、位置合わせをおろそかにしてしまうと、棚板の角度や垂直方向の力が不均一になってしまいます。

取り付け後は位置の確認と水平器を合わせて垂直に立てられているかの確認をしましょう。
ディアウォール取り付け後、垂直に立っているか水平器で確認

ディアウォールの位置を正確に合わせるには?

いったん2×4材での柱の取り付けは終わったものの、位置が満足いかない時があると思います。

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位置を調整しようとして無理に動かそうとすると、天井の壁紙が傷ついたり、剥がれたりすることがあるので注意が必要です。

2×4材のカットする長さにより天井高より40㎜ぶんカットすると、45㎜の時より材が長くなるので、突っ張る力が強く位置合わせがより難しくなります。

微調整するとき

微調整するときには、突っ張りを解除しながら少しづつ動かすようにしていきます。

踏み台などに乗って天井のパーツに手が届くようにします。

天井側パーツを下に持ち下げながら、突っ張りを解除して位置調整をします。天井の位置が決まったら、床側では上に持ち上げるようにして位置調整を行っていきます。フローリングであれば、板地や溝を参考にするといいでしょう。

床パーツ側にコピー用紙などを敷いてスライドさせてもいいんですが、最後には紙を抜かなくてはならないので、どちらにせよ手間です。

水平器で柱がまっすぐ立っているかを確認して、必要であればまた再調整します。

端材を使う方法

先ほど申しましたように、壁付けするのであれば特に注意することなく壁と平行に設置できるのですが、天井に独立して立てる場合は「少しズレてるかも」となりやすいです。

そこで、位置合わせをサポートするために。板の端材を使って位置を合わすこともできます。壁とディアウォールの間に必要な距離にカットした端材をはさんで位置をずらすことなく設置できます。
ディアウォールの位置を端材を使ってサポートする
ただ固定するのに少し注意が必要です。壁とディアウォールに「噛ます」ようにすればいいですが、固定してないとディアウォールの柱が立った時に端材が落ちてきて危険です。

壁に穴を開けたくないのに天井に釘を打って端材を固定するのも本末転倒ですよね。

マスキングテープで端材を天井に仮に固定すると落ちてくる心配もなく安心です。端材は壁との距離によりますが、ほんの少しの隙間ならベニヤでよいですし、なるべく自重で落ちてきづらい軽めのものをおすすめします。

ディアウォールの位置を端材を使ってサポートする、床側
このように端材を使えば壁との一定距離を保ったままディアウォールの柱を立てることができます。

また、目印程度でいいならマスキングテープで「この位置に立てる」という目印にし、そこをずらさないよう立てていくという方法もいいでしょう。

まとめ

ディアウォールの取り付け方法と正確に位置を合わせるための工夫についてお話してきました。

・カットした木材を周囲に注意しながら、天井を押すように立てていく

・微調整は天井パーツを押し下げるようにして、突っ張る力をなくしてから動かす

・板などの端材やマスキングテープを使い、位置合わせのサポートや目印を作る

ディアウォール自体は簡単に設置できるものですが、位置や角度や垂直を最初から誤ってしまうと棚作りのときにズレてきて、後々困ったことになってしまいます。最初の土台づくりが肝心です。

よりよいモノづくりのために細かなことですが、確認しながら作っていきましょう。

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