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ディアウォールに使う棚板の素材は?木材の塗装やニスは必要?

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棚板ぶつかりそうなところは丸くしてある 油性ステインのウォルナットで塗装 ディアウォール

ディアウォールの木材は2×4、じゃあ、棚板の素材は何にしよう?

棚板といってもホームセンターなどではいろんな種類の板が売られていますよね。大きさや厚さも多種多様です。

こちらではディアウォールで収納棚を作るときのおすすめの棚板の紹介に加え、木材の塗装やニスはについてもお話ししていきます。

私もDIYで棚を初めて作ろうとしたときは棚板に悩みました。その後何種類か使ってみて、おおかたココに落ち着いたという経験があります。

DIY初心者の方にも扱いやすいものをご紹介しますね。

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ディアウォールに使う棚板の素材は?

DIYで棚を作るときに人気のディアウォール、工夫次第で使い方ができますね。

2×4で棚の支柱となる部分を作りますが、棚板は載せたいものによって幅や素材に悩みます。

単刀直入に私がたどり着いた棚板を言いますと、ディウォールで棚を作るんなら、2×4材と同じSPF材を使うといいです。

SPF

SPFは2×4、1×4などの規格の統一した木材で、ホームセンターでも必ず扱っている加工しやすく安価な木材です。昨今のDIY人気で扱いやすい木材の代表格で、2×4を使ったベンチのキットなども売られています。

2×4を買うときに同じコーナーに売っていますので、コーナーを移動せずとも棚板も選べます。

2×4なら38㎜x89㎜、1×4なら19㎜x89㎜、1×6なら19㎜x140㎜と厚さx幅の木口となっており、それぞれ3ft(910mm)、6ft(1820mm)、8ft(2438mm)などの長さから選べます。

そしてディアウォールの棚板として使うのなら1x〇材が最もおすすめです。棚板としての厚みも充分ですし、2×4ディアウォール棚を同じ幅内で収めるなら1×4、少し出すなら1×6や1×8がおすすめです。

ホームセンターで購入する際は、節の少ない見た目のきれいなものを選びましょう。実際見てみるとわかりますが、売り場に置いてあるもの全てがきれいな木目でそろっている訳ではありません。むしろ節のないきれいな木目が少ないくらいです

SPF材のデメリットとしては湿気を吸いやすく、ゆがみや反りを起こしやすいです。幅90㎝を超える棚を作るのであれば間にもう一本支柱をつけるといいでしょう。

ディアウォールの耐荷重と棚板をどれくらい前に出すかについてはこちら
ディアウォールの使い方 耐荷重や天井の強度や取り付けの注意点

パイン集成材

とは言え、ディアウォール棚の下の部分は机のように、もっと前に出したいという方には様々な幅が展開しているパイン材がおすすめです。

パイン材はムクなどの板材を接着剤で張り合わせて作られているので、反りが生じにくく大きな一枚板として使いやすい木材です。集積材と呼ばれる位置の木材です。

ただ奥行きは45㎝までのものが売られていて多様です。ただSPF材に比べて少しお高い価格になっています。そのぶん棚板としての高級感(?)はあります。

棚板に使える他の素材

他に棚板として使えそうな木材は木質ボードのひとつMDF。木材の細かい繊維を加工して作られたボードで、しっかりとした作りではあるのですが、ディアウォール棚の棚板として使うには厚さ15㎜以上はほしいところですが、メインとしては考えにくいです。雑誌のラックや小物入れなどによく使われます。

いわゆるコンパネなどの合板は約900mmx1800㎜の大きいものから切り取ると使えそうですが、木材の断面がいかにも「合板」って感じがして私はあまりおすすめしません。加工次第ではどうにかなるのかもしれませんが、すっきりおしゃれなディアウォール棚には不向きと考えます。

木材の塗装やニスは必要?白木のままではだめなの?

木材の素材や種類はお話をしたので、ついでに塗装についても触れておきますね。

DIYで収納棚を作る際、塗装やニスで大きく印象が変わってきます。ウォルナットで仕上げれば引き締まった感じがしますし、ミルキーホワイト調の塗装ならアンティークな印象を出す見た目になり、塗装次第で愛着が変わってくるとも言えます。

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塗装にはいろんな種類の塗料があり、昔のようなペイントだけでなく、ステインを使った木目に染み込ませるものや、ワックスを使った木の風合いを生かしながら色を付け、かつ保護膜を張るというものもあります。

塗装は単に外観上の着色だけではありません。色を塗ることで木材の毛羽立ちを抑えることができますし、耐久性が向上し傷つきや割れから保護したり、汚れの付着防止という効果もあります。

最近のおしゃれDIYでは塗装は、重要な要素の一つとされています。ここではさらっと流しましたが、また追々お話していきたいと思います。

コルクボード棚全体像
さて、冒頭で触れた私の作ったコルクボード棚ですが、ディアウォールで突っ張っている支柱部分は塗装をしていません。理由はめんどくさいから、に他ならないのですが、塗装の必要性を感じなかったからです。

塗装って結構手間がかかるもので、表面の研磨(やすりがけ)をして表面をならします。その後塗装→乾燥→塗装→乾燥と2回ほど繰り返したり、その後ニスを塗るのにさらに表面をならしたりという工程があります。

私の場合この上記コルクボード棚については支柱部分は濡れた物を置くわけでも、触るわけでもないし、表面のやすりがけだけは丁寧にしましたが、塗装は「白木のままでもきれいに見えるし、いっか」と思って省きました。ちなみに棚部分のウォルナットはステインで塗っていて、ちょうど棚板がアクセントになっています。

このようにDIYだからといって必ず塗装をしなければならないと枠にあてはめず、用途に合った使い方をしていけばいいです。昔でいうところの日曜大工は塗装についてのイメージはありませんよね。

ここで参考に私の作ったものの中から日曜大工と今のDIYのイメージを分けてお見せします。
蓄暖上の小物置き パイン材で塗装なしニスだけ
↑蓄暖上の小物置きです。パイン材使用、塗装なしニスだけ。

勝手口の物置き ただの日曜大工
↑勝手口の上つけた棚です。物置としてなので塗装なし。

郵便受けの受け棚 ベニヤ板で上面を広くしてる郵便受けの受け棚 見えないところで胴縁に直ビスで固定
↑郵便受けの受け棚 見えないところで胴縁に直ビスで固定。受け棚自体は市販品

おしゃれDIYを意識しているのは蓄暖上の小物置きだけです。
人目に触れるところは塗装をしておけば、見栄えが良くなります。あまり見られないところは白木のまま使うことが多いです。

まとめ

ディアウォールで使う棚板と塗装の話をしてきました。

棚の幅内では1×4や1×6のSPF材が適している。

棚の前面に大きく出すならパイン材と呼ばれる集成材がよい。

塗装は用途や雰囲気によって必要かどうか分ければよい。

上記のようにまとめましたが、ディアウォールに限った話として棚板のおすすめをしています。合板でも作業台としての棚板の機能は十分果たせますので用途に合った使い方の紹介でした。

DIYでやるものですから縛りや決まりなんてありません。安全に使えるものであれば、売るわけでもないし、ご自分の思うように仕上げればいいと思いますよ。

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